賢く婚活

彼からの暴力には慣れていたけど、本当に恐い、この人普通じゃないと初めて思ったときはもう殺されちゃうかもって状況だった。

 

私の電話を受けた母がすっ飛んで友人宅から帰ってきたけど、そのときにはもう彼はウチから逃げ出した後だった。

 

私の腫れ上がった太ももを見た母は、彼の家に電話をかけて相手のお母さんに状況を説明して2度と私と会わないように言っていた。

 

私もさすがにここまで恐怖を感じた人とはもう付き合えないなーと思ったので、母にもちゃんと別れると約束して、大人しくしていた。

 

しばらく平和な日々が続いて、私の足もだいぶ良くなり、母も安心し始めた頃に彼の待ち伏せが始まった。

 

学校を出ると校門の外にいる。学校がある駅の改札にいる。家の最寄り駅にいる。家の近くの公園にいる。

 

話かけてくるわけじゃなくてじっとこっちを見ているだけの彼の行動が怖くて、父親のいない私は叔父に相談した。

 

叔父は彼と彼の両親を呼んで、私がどんなひどい事をされたか話し、待ち伏せをやめるように彼に言い、誓約書を書かせた。

 

彼はそれから現れなくなり、私には優しくて穏やかな普通の彼氏ができた。

 

私の初めての恋愛は、高校生とは思えない離婚のような、警察沙汰になりそうな、とてもヘビーなものになった。

 

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